みなさん、こんにちは。
講師の神田です。
勉強、順調に進んでいますか?
「合格するために必要な勉強時間を教えてください」
よくいただく質問です。
ご自身の勉強時間が十分かどうか、不安になりますよね。
1年に1度きりの本試験。それに向けて数ヶ月~1年以上もの期間、
受験勉強を続けることは真剣に取り組めば取り組むほど、不安に陥ります。
受験勉強はそうした不安との戦いとも言えます。
さて、「合格に必要な勉強時間」の回答ですが、私は
「何時間したら合格レベルとは一概には言えないですよ。“可処分時間”と
“本試験までに残された時間”との兼ね合いで勝負するしかないですよ。」
といった回答をしています。
「それでも一応の目安を知りたい」という方には、
「最低でも300時間程度ですかね」と答えています。
「ですかね」という表現は無責任に聞こえるかもしれませんが、これが本音です。
私は「勉強時間」と「学習成果」は必ずしも一致しないと思います。
そもそも「勉強時間」の位置づけ自体、曖昧です。
「勉強机に向かっていた時間」「参考書を読んだ時間」「問題集を解いた時間」
などなど。どれも「勉強時間」と言えそうです。
しかし、ついつい居眠りしたり、“読んだ”のではなく “眺めた”程度だったり…、
集中している時間は、本当は何時間だったのか振り返ると愕然とすることはよくあることです。
勉強時間の長短を不安に思うのではなく、今日勉強した部分については、
明日試験があっても勝負できる(合格できる)自信がもてる学習をする、
これが合格するために必要なものだと思います。

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。
法律の勉強で、最初に学ぶ項目に「定義」があります。
通関士試験において、以前は「記述式」という出題形式があり、
定義を解答用紙に実際に書かなければならないことがありました。
そのため、受験者は必死に定義を暗記しました。
定義がうまく書けないと十分な解答とはいえないと推測されたためです。
(「推測」と表現したのは、以前は「正解」が試験実施機関から
公開されていなかったため、採点にどのように影響したかは不明なためです。)
現在、本試験は記述式から語群選択式による出題に変更されています。
そのため、定義を記述することは解答上不要となっています。
しかし定義は、その法律が規定する内容の前提となるものです。
たとえば、“輸入”の定義が曖昧なまま、輸入手続き全体を理解することはできませんよね?
したがって、定義を理解することが法律を理解することの第一歩といえます。
法律を学ぶ際のコツは、最初に定義を徹底的に暗記・理解することです。
「定義」の部分からの出題は、ほぼ毎年出題されます。過去問を解きながら、
「定義」を正確に理解し、その項目の学習に弾みをつけましょう。

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。
新年度の新鮮さも一服し、ゴールデンウィークの行楽予定などに
周りがソワソワしている、という方も多いと思います。この時期ならではですね。
私は、お休みや旅行等の詳細な計画を立てることが苦手です。
詳細な計画のもとに休暇を過ごしても、窮屈で落ち着かないからです。
日々の仕事や学習等で、計画を立てて進めていることの反動かもしれませんね。
着の身着のまま、行き当たりばったりの散策などをして、
美味しいお店や興味深い場所を発見できるといいなと思い、
休日は行動することが多いです。
なかなか期待通りにはなりませんが…。
こうした行動が、新たなアイディアや新規な知識を得られるからかもしれません。
もともとも好奇心が強い傾向があるように思っています。
ゴールデンウィークで“命の洗濯”をして、日常を良質なものにしたいですね。

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。
3月22日に財務省から発表された2月の「貿易統計速報」をみると、輸出は前年同月より2.7%減って5兆4,408億円、輸入は9.2%増えて5兆4,079億円、貿易収支は329億円の黒字となりました。
地域別の輸出入状況に関する主な変化は、中国向け輸出が-13.9%、米国向け輸出が+11.9%、EU向け輸出が-10.7%、輸入が+8.7%です。
輸出において寄与度が大きかった品目を見ると、自動車が+1.1%と大きな伸びを見せています。
輸入に関しては、原油および粗油が+2.9%、液化天然ガスが+3.5%と大きな伸びを見せています。
イラン産原油の輸入規制、世界的な金融緩和による過剰マネー、様々な要素が相まって価格が上昇している原油や、原発停止により代替燃料として使用量が増えている液化天然ガスの輸入増の影響で輸入が底上げされています。
これらの問題が解消するメドは依然として立っておらず、影響は長期に及びそうです。
輸出も欧州に引き続き、中国に景気のかげりが見え始めており、米国頼みの苦しい状況です。
試験にて直接問われることはありませんが、世界状況を知る上で参考になさってください。

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。
受講生の方から、以下の質問をいただきました。
【質問】
相殺関税・不当廉売関税・緊急関税について、それぞれの調査と発動期間の前後関係が分かりません。また、暫定措置のタイミングについてもあわせて時系列で解説願います。
【回答】
以下、各関税について解説いたします。
(1)相殺関税
①調査の開始…利害関係者からの申請に基づき、または政府の判断により開始される
②暫定措置…調査の完了前であっても、政府は、補助金付輸入の事実及びその輸入による本邦の産業の損害等の事実を推定でき、本邦の産業を保護するため必要がある場合、調査開始日から60日経過後であれば、4月以内に限り暫定的に補助金の推定額に相当する担保の提供を命ずることができる
③発動期間…調査の結果、発動要件が充たされたときに発動される
(2)不当廉売関税
①調査の開始…利害関係者からの申請に基づき、または政府の判断により開始される
②暫定措置…政府が不当廉売貨物の輸入の事実及びその輸入による本邦の産業の損害等の事実を推定でき、本邦の産業を保護するため必要である場合には、調査開始の日から60日経過後であれば、 調査完了前であっても、暫定的な関税を課すこと等ができる
③発動期間…調査の結果、発動要件が充たされたときに発動される
(3)緊急関税
①調査の開始…政府の判断により開始される
②暫定措置…調査の完了前であっても、政府は、十分な証拠に基づき、特定の貨物の輸入増加の事実及びその輸入による本邦の産業の重大な損害等の事実を推定することができ、国民経済上特に必要があると認める場合に、200日以内に限り暫定的に緊急関税を課すことができる
③発動期間…調査の結果、発動要件が充たされたときに発動される
参考になさってください。

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。
新年度を迎えました。
新しい環境での生活をスタートした方も多いのではないでしょうか?
新しい環境は、戸惑うことも多いですが新たな出会いや刺激を受けて
心機一転できますね。
そんな状況を理由に、さっそく学習計画が頓挫してませんか?
「毎日忙しいから」「今夜は歓迎会で遅くなったから」「体調がイマイチだから」……。
学習をできない理由はたくさんありますね。
私は、「毎日忙しいのは、みんな一緒」「歓迎会は早めに切り上げる」
「体調管理はしっかりしないと」など、できない理由をイチイチ否定するつもりは
ありません。簡単にできそうでできないのが、毎日の学習です。
計画倒れが発生した場合の、挽回する手っ取り早い方法は、計画のオールリセットです。
つまり、予定より遅れている場合に、その遅れと今後以降やるべきページを合算して
雪だるま式に増やすのではなく、一旦遅れてしまった部分の予定を破棄します。
そして、再度、全体的な進行バランスを見直し、もう一度スタートを切り直しましょう。
過ぎたことにクヨクヨしたり、罪悪感をもつ暇はありません。
常に前進。受験勉強はまさに自分との戦いですね。
前向きに取り組みましょう!

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。
そろそろ春めいてくる頃ですね。
寒さも和らぎ、徐々に気温が上昇してくる感じが心地良いです。
私は、春が好きです。
寒さが和らぐこともそうですが、心機一転できる季節だからです。
3月は、年度末ということもあり、社会人の方は忙しない日々が続いていると思います。
思えば、年末・年始(12月、1月)、年度末・年度初め(3月、4月)と
12月~4月というのは、慌ただしい期間なんだなと改めて思います。
区切りがあるからこそ感じる気持ちです。
3月を乗り切れば、桜咲く4月というのがいいですね。
学習や仕事でイライラしてしまったり、落ち込むこともあるかもしれません。
そんなときは、どうぞ外の空気に触れてください。頭がすっきりしますよ。
春の訪れを心待ちにしながら、元気に過ごしたいですね。

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。
産業界と官公庁がタッグを組んだ輸出プロジェクトが、相次ぎ動き出したようです。
販売するのは、航空機の運行管理を支援する航空管制システムと、
株式などの売買を担う証券取引関連システムです。
挑戦が成功すれば、国内ITベンダーにとって新たな市場開拓になるだけでなく、
インフラ分野でのアジア各国との大規模な提携などにつながる可能性があります。
航空管制システムについては、NTTデータとNEC、東芝、OKIなどが
国土交通省と組みます。既に輸出のための検討会を始めており、
5月までに活動案をとりまとめるとのことです。
国交省は技術支援の名目で、インドネシアやベトナム、ラオス、カンボジアなどの
所管官庁に職員を送り込んでいるようです。
一方、東京証券取引所と大和証券グループ、富士通は、
金融庁と連携してミャンマーを攻めるとのことです。
ミャンマーは証券取引所の新設を目指しており、取引所の売買システムや
証券会社の発注システムなどの販売チャンスがあるとみているようです。
日本にはソフトウエアとハードウエア、システム構築・運用サービスを一体化させた
大規模システムの輸出実績がほとんどありません。
日本独自の仕様にこだわった結果、世界が求める仕様や性能を満たすシステムを
構築してこなかったようです。
重電や建設などの分野に比べて、IT分野の海外進出が遅れている原因も、
突き詰めればここにあるようです。
日本の“モノづくり”技術が、世界で活躍できといいですね。

みなさん、こんにちは。
講師の神田です。
受講者の方から、次のような質問を受けました。
■質問概要
原料・材料が特恵受益国以外のものでも、受益国で実質的な加工がされれば、
特恵受益国が原産地となるという理解でいいでしょうか?
例えば、アメリカ産の原料を使って、特恵受益国で実質的な加工がされたものは、
特恵受益国が原産地となりますか?
■回答
特恵関税の適用における、実質加工品に関する認定基準は、
二以上の国または地域にまたがって加工または製造が行われた物品について、
その実質的な変更を加えた国または地域を原産地とするものです。
ここでの「国または地域」は、特恵受益国等であることが前提です。
したがって、ご質問にある「アメリカ産」は、そもそも特恵受益国産ではありませんので、
「実質的な変更」が特恵受益国等で行われたとしても、
アメリカ産100%の原料をもって、特恵関税を受けることはできません。
なお、アメリカ産の原料が一部含まれていても、特恵受益国等産の原料等が
使用されていれば、特恵関税が適用される可能性はあります。
以上、ご参考にしてください。

こんにちは。
講師の神田です。
今年の東京は、冬の寒さが厳しいような気がします。
みなさんのお住まいのところはいかがでしょうか?
さて、通関士試験は例年10月に実施されます。
そのため、試験まで約8ヶ月ということになります。
平成23年度試験で、悔しい思いをされた方は、
すでに勉強を再開しているかもしれません。
初受験の方や、ある程度学習が進んでいる方は
、もう少し期間が迫ってきてから…、という心持ちでしょうか。
受験に向けての学習は、当然ながら目的ではなく手段です。
私は、手段を間違えなければ、目的は実現できると考えています。
もちろん、不可抗力(天災など)により目的実現が阻まれることはあります。
この点を気にし始めると切りがないので、これは度外視します。
そのため、学習期間を含め、適切な手段(学習計画)を定めて取り組むことが
大切だと思います。
そして、“計画倒れ”にならないように、計画を立てたら、
その計画を着実に実行することが重要になります。
そこで、学習計画の実行管理にお勧めなのが、
Googleカレンダー等のWebサービスを利用することです。
手書きの手帳等の管理に優れた点もありますが、Webサービスを活用すれば、
スマートフォンや自宅・会社等のPCで効率的に管理ができます。
特にスマートフォンだと外出先や何かの合間に瞬時に確認できます。
Googleカレンダーでは、アラート設定もできます。
この日(この時間)までに●●ページまで完了させるなど設定すると、
機械的に注意喚起ができて便利です。
いうなれば、勉強管理の「秘書」が身近にいるようなものです。
どうぞ、お試しください。
